医療法人オサダ整形外科クリニック 大阪府堺市西区浜寺の整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科
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Osteoporosis
骨粗しょう症ってどんな病気?
骨粗しょう症は年齢とともに骨の量が減少し、骨の質も低下し骨折を起こしやすくなっている状態です。
骨粗しょう症は、自覚症状に乏しい病気です。
気がついた時には、症状がかなり進行していたということも少なくありません。
【骨粗しょう症かもしれない主な症状】
骨は丈夫でしなやかな骨を保つために、古い骨を壊し、たえず新しい骨に作り変えています。
しかし、カルシウムが不足したり、骨を作るためのホルモンが不足してくると骨を作るよりも骨を壊す量のほうが多くなります。そうすると、骨がスカスカになっていきます。
骨粗しょう症になる方は、50代から増え、男性よりも女性に多い病気です。
骨粗しょう症になると腕のつけ根、背骨、手首、太もものつけ根が骨折しやすくなります。
特に、太もものつけ根を骨折すると寝たきりになることがあります。
骨を強くするために、カルシウムとカルシウムの吸収を助けるビタミンDを含む食品を、積極的にとりましょう。
毎日、無理なく続けることが大切です。
適度な運動は骨の量が増えるだけではなく、筋力や体のバランスが改善して転倒しにくくなりますので、有効です。
大切なことは、毎日楽しみながら続け、転倒による骨折を防ぐことなのです。
日光にあたることも大切です。紫外線はカルシウムの吸収をよくするビタミンDを作る働きをします。
1日20~30分程度、日光にあたるようにしましょう。
お薬の種類として、骨の吸収(骨が溶ける)を抑えるお薬、骨の形成(骨を作る)を助けるお薬、骨の吸収と形成を調節するお薬の3つの大きく分けられます。
TYPE1
【骨の吸収を抑えるお薬】
ビスフォスフォネート製剤 SERM(サーム) 製剤抗LANKL(ランクル)抗体製剤 女性ホルモン製剤 カルシトニン製剤 イプリフラボン製剤
TYPE2
【骨の形成を助けるお薬】
副甲状腺ホルモン(PTH)製剤 ビタミンK2製剤
TYPE3
【骨の吸収と形成を調節するお薬】
活性型ビタミンD3製剤 カルシウム製剤
骨粗しょう症のお薬には、次々と新しいタイプのお薬が誕生してます。
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